老化の原因は酸化
私達が歳を重ねていくにつれておきる現象…
それは、
"老化"
です。
したくなくても、避けられない現象…
出来れば、食い止めたいですよね。
出来れば、遅らせたいですよね。
では、老化は、どのようになるのか…
老化は、私達の体が酸化する事によっておきる現象です。
私達にとって、酸素は必要不可欠ですが、
例えば金属が空気に触れてサビるように、人間の体も、サビるのです。
人間の体の場合、酸素が細胞と結びついて起きるのが、人体の"サビ"です。
これがいわゆる“酸化”です。
本来ならば、強い攻撃力で、体内に侵入したウィルスや細菌、カビから
私たちの体を守ってくれる活性酸素ですが、
増えすぎてしまうと健康な細胞まで攻撃し、酸化させてしまうのです。
そしてこの“酸化”こそが、カラダのサビ=老化の原因となっているのです。
活性酸素が増加する原因としては…
"紫外線"
紫外線を浴びると、皮膚を守ろうと、体内の活性酸素が活発化。
活性酸素による細胞の酸化を食い止めるために
“メラニン色素”
が発生して、シミの原因となってしまいます。
コラーゲンも紫外線によって酸化してしまうため、
肌の弾力が失われシワのできやすい状態に。
タバコに含まれるタールが肺に入ると、体内の免疫システムが、有害物質を排除しようと活性酸素が発生。
活性酸素によって肺の細胞組織が破壊、息切れや肺がんの発症リスクが高まります。
人間は強いストレスを感じると、血圧が上がるなど血管に負担がかかり、活性酸素を発生させます。
活性酸素は血液中のコレステロールを酸化させ、動脈硬化を引き起こす原因となることもあります。
肝臓は、活性酸素の発生も多く、そこにアルコールの大量摂取が加わると肝臓への負担が大きくなってしまいます。
やがて、活性酸素の攻撃によって、肝細胞は傷付き、アルコール性肝炎などの疾患のもとに。
加工食品に使われている食品添加物。体内に取り込まれた食品添加物は肝臓で解毒・分解されますが、
その多くが肝臓では分解ができず体内に蓄積されていきます。
そして、なんとか肝臓で分解しようとする過程で活性酸素が発生してしまい、
その結果、肝臓に大きな負担がかかってしまうのです。
どの原因も、みなさんが当てはまるものが一つはあるのではないでしょうか?
気にし過ぎるのも、ストレスにつながるとは思いますが、
極力気をつけ、体の酸化を食い止め、老化の防止に努めてみてはいかがでしょうか?