普通の酸素と活性酸素の違いや種類について
酸素には
・普通の酸素
・活性酸素
が存在しますが、普通の酸素は1種類。
活性酸素は4種類存在します。
普通の酸素のことは
・三重項酸素
と言い、酸素原子2個から形成され、
両側が不対電子で安定しています。
4種類の活性酸素は
・一重項酸素
軌道が一つ空いている状態で、反応性が高い。
紫外線を受けたときなどによる影響で目や皮膚に発生。
・スーパーオキシド
酸素原子2個から形成され、片側が不対電子。
体内にウィルスや細菌が侵入したときや、
エネルギー代謝の時に一番最初に、しかも大量に発生します。
・過酸化水素
2つの酸素原子と2つの水素分子からなり、不安定だが、
殺菌剤などにも使用されるように、殺菌効果がある。
・ヒドロキシラジカル
1つの酸素原子と1つの水素原子から形成される、
活性酸素の中で最も反応性が高い。
上記の過酸化水素が金属イオンと反応した時に発生し、
細胞膜や遺伝子を傷つける悪玉活性酸素
発がんの張本人である。
ちょっと専門用語などが多く、難しく感じられるかも知れませんが、
もしあなたに興味があれば覚えておいて下さい。