「ミトコンドリア」って何でしょう?
ミトコンドリアの働きを一言で言うと、
生命のエネルギーを作る
事です。
ミトコンドリアは人間以外にも、
酸素呼吸をする生物内には必ず存在しています。
酸素呼吸をする動植物は、
ミトコンドリアがないと生きていくことができません。
ミトコンドリアは呼吸と一番深く連動しています。
呼吸をした際に酸素を取り込んで炭素ガスを吐き出し
様々な細胞物質の
・代謝
・合成
・分解
・伝達
を行っているのです。
このような役割を担っているミトコンドリアの働きが悪くなると、
酸素を激しく消費し、活性酸素を多く産みだしてしまいます。
ミトコンドリアの形状や数
ミトコンドリアは、糸と粒が合成されて形成されています。
人間の場合は細胞が約60兆個あると言われており、
その各細胞内に数百から数千個存在するとされているため、
一人の人間の中には莫大な量のミトコンドリアがいる事になります。
脳・心臓・肝臓・すい臓・筋肉など、
エネルギーを多く必要とし、消耗する箇所ほど数が多く、
細胞によってミトコンドリアの量が異なります。
ミトコンドリアの情報
・形状→糸と粒
・大きさ→約1000分の1ミリ
・人間一人に存在する数→各細胞平均1,000個×細胞数60兆個=約10京個