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ミトコンドリアの質が悪いと

ミトコンドリアの質が悪いとどうなる?

ミトコンドリアは、細胞のなかにある小さな器官で、
糖と酸素を利用してエネルギーをつくりだします。

 

このミトコンドリアは、エネルギーを出すときに、

 

"活性酸素"

 

を発生させます。

 

少量の活性酸素は有効に役立てられますが、
活性酸素が増えてしまうと、細胞に害を及ぼします。

 

たくさんのミトコンドリアが余裕を持ってエネルギーをつくる態勢だと、
活性酸素はそれほど問題になりませんが、
少ないミトコンドリアが必死にエネルギーをつくろうとすると、
活性酸素がたくさん排出されてしまいます。

 

そして、質が劣化するほどに活性酸素の量は増えていきます。

 

激しい運動をすると大量の酸素が肺から血液に取り込まれますが、
ミトコンドリアがたくさんあれば比較的効率よくエネルギーに変換されます。

 

つまり息があがることなく、体内で発生する活性酸素の量も少ないのです。
一方でミトコンドリアの数が少ないと、
すぐに息があがってしまい活性酸素も大量に発生してしまいます。

 

 

ミトコンドリアは皮膚の細胞にも当然あって、
すなわち肌の若さにも非常に関係してきます。

 

皮膚はコラーゲンによって張りと弾力を保ちますが、
そのコラーゲンを作り出すのは線維芽細胞です。

 

この細胞内のミトコンドリアが減ったり質が悪くなってしまえばコラーゲンの製造スピードが鈍るのです。

 

このような事から、ミトコンドリアの質が悪くなると、
細胞への影響が大きく出、病や老化の原因に繋がっていきます。